No.09 旧信越本線 碓氷川橋梁

 

 1997年に廃線となった旧信越本線、横川〜軽井沢にある碓氷川橋梁(現在は廃線)の模型化を試みました。

 

<現地はこんなところ>

現在、遊歩道となっている「めがね橋」から撮影。

手前が下り線、奥が上り線です。

 

「廃線ウォーク」イベントにて撮影した写真です。(左:下り線、右:上り線)

 

上り線の橋梁から真下の碓氷川を見た様子です。

実物は地上から橋梁までの高さが45mあります。

 

()現地において、めがね橋等の遊歩道部分(アプト式旧線部分)は自由に立ち入りできますが、

碓氷川橋梁を含む「新線」部分につきましては、一部を除き「廃線ウォーク」イベント以外では立入禁止となっています。

実地取材は「廃線ウォーク」イベントを利用して行ったものです。

 

<碓氷川橋梁本体を作る>

 そのまま利用できる市販製品はありませんので、プラシート・プラ角棒からのフルスクラッチで製作しました。

図面製作後、プラシートからまず側面(側板)の形状を切り出しました。

側面部分の裏側に補強兼取り付けガイドとなるプラ棒を貼り付けます。

その後、幅25mmの短冊状に切断したプラシートを左右の側板に取り付け、アーチ形状を作ります。

アーチ部の接着剤が固まったら、その上に載る縦方向の板を取り付けていきます。

 

 工程の簡略化と安定性を考慮し、レールは今回、トミックスの「ワイドPCレール」を一部塗装して使用します。

 

 塗装を行い、レールを固定した後の様子です。(柵は仮止め状態です)

 

 ※写真にはありませんが、橋台部分、上り線のみ存在する点検台部分、架線柱ベース、トンネルポータル部分等もフルスクラッチで製作しました。

 

<鉄橋を位置決め・固定するベースの製作>

 今回、急こう配(実物は66.7パーミル上にあります)にある鉄橋がモデルですので、モジュールに組み込んだとき、レールを勾配状態で固定しなければなりません。

 加えて、アーチ部分で十分重量を支えられるよう、橋の両端をがっちり固定する必要があります。

 よって、ベニヤ板と角材で写真のような線路ベースを作りました。

 

<モジュール本体の製作開始>

 モジュール本体は、底板・左右(短辺側)の側板がシナランバーコア合板製、手前・奥側(長辺側)の側板はベニヤ板としました。

 

 スタイロフォーム1層目を取り付け。この段階で、線路ベースの位置を決めました。

 

 2層目以降は地形を形成しながらスタイロフォームを積んでいきます。

 

 スタイロフォームを概ね積み終えた状態です。トンネルポータル等の取り付けもこの段階で行いました。

 

 この段階で、上り線の点検台部分を取り付けておきます。

 

 

 紙粘土で地面のベースを作ります。

 紙粘土が乾いたら、土の部分はアンダーコートアースを塗ります。川底部分はアクリル絵の具(アクリルガッシュ)で着色しておきます。

 

  

 下草を表現したり、川を仕上げたりしていきます。(基本的な仕様はこれまでの他のモジュールと同じとなります。)

 川が仕上がったら、橋梁本体に柵や架線柱(トミックス製単線架線柱(鉄骨型)を改造)を取り付けます。

 

 その後、樹木を植えて完成となります。

 

<完成したレイアウト>

 列車の模型を入れて撮影してみました。

  

 

  

 

  

※実物の66.7パーミルに近い勾配を再現しています。

 

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