ジオラマレイアウト3号

 

モジュール式のレイアウトです。

これまでの1台完結式と異なり、モジュール1台ずつは比較的小型のため、製作期間が比較的短くてすむのが特徴です。

 

※サイズ規格

直線モジュール:450mm×300mm

 直線モジュールの線路は、トミックス製のS280+S99を使用し、モジュールの端から35.5mmの位置に線路の先端を合わせて固定します。なお、モジュール同士の結合は直線レールS72.5が使用できます。(モジュールの線路接続は35.5×2=71mmあれば良いことになりますが、製作上、誤差や狂いが発生する為、1.5mmの余裕をみています。

280mm+99mm+(35.5×2)=450mmとなります。なお、S280に替えてS140×2本やポイントの組込みもできます。

900mm・1350mm・1800mmモジュールも製作可能で、これは450mmモジュール2〜4個分とみなせば問題ありません。

 

曲線モジュール:450mm×450mm

 曲線モジュールでは、トミックス製曲線レールを、モジュールの端から35mmの位置に線路の先端がくるように固定します。

曲線半径は280mm以上を推奨しますが、複々線を製作する場合、最内線は半径243mmとなります(モジュールが小さいので391mmカーブを設置すると、シーナリー工作が困難になる為)。この場合、最内線はフル規格新幹線や外国形車両は通過できません。

 

モジュールベース高さは、今回50mmとしていますが、ゲタを履かせる事で調整できますので、モジュールが破損しない程度の強度のフレーム又は通し補強(築堤モジュール等の場合)を取り付ければOKです。

 

なお、いずれも線路中心間距離は37mmとしており、類似規格のモジュールとの連結も連結用線路に小加工することで可能です。

 

◎このモジュールレイアウトの利点

1台1台は比較的小型・軽量の為、短期間・安価で製作できます。

また、モジュール式の為、1台1台を異なる風景で製作でき、連続感を考慮する必要もあまりありません。

日本型在来線車両模型はほぼ全て運転可能、外国形や新幹線等も制限付きながら走行できます。勿論、路面電車や動力化改造したBトレインショーティーも運転できます。

トミックスの複線高架橋システムとダイレクトに連結可能です。

 

◎欠点

このレイアウトのモジュール規格では、モジュールそのものを小型化したため、あまり奥行きがありません。

従って、海岸線等、奥行きがある程度必要な風景の製作は困難です。

また、長大橋梁なども設置は難しくなっています。

ヤードについては別置きとなります。

 

・トンネル出入り口1

今回のモジュールレイアウトの試作品第1号です。

トンネルやコンクリート障壁はペーパー製の自作です。トンネルの上に国道を作り、立体的なイメージとしています。

製作費は2500円位、制作期間はたったの5日で、このようなモジュールが手に入ってしまいます。

また、材料はホームセンターで売っているものと、一般的な模型店であれば大抵売られているものばかりです。

 

・トンネル出入り口2

試作品第1号で使用したトンネルは2個作成していた為、逆向きの出入り口として製作しました。

こちらは特に複雑な加工はありません。

 

・石油工場と大型タンク基地

こちらは曲線モジュールの試作品1号です。鶴見線のようなイメージです。

グリーンマックス製の工場キット一式と河合製の大型タンク1箱を使用しています。

工場キットは内容の割に値段が非常に安く、「使える」ストラクチャーです。

小パーツや樹木は1号レイアウト・2号レイアウトで余ったものを流用した為、見掛けよりも非常に安価に仕上がっています。

 

・桜咲く切り通しの複々線

このモジュールから複々線に設計変更しています。

桜の木はKATOの樹木キット(広葉樹)の幹だけを利用して、これにピンク色の「樹木の葉」(東急ハンズ等で入手可能)を接着して製作したもの、4車線道路や陸橋は工作用紙によるペーパー製とし自作しています。製作期間は約15日です。

 

・団地といちょう並木

カーブモジュールの3基目は、季節を「秋」という設定とし、針葉樹キットを改造して、いちょうの木の並ぶ通りと複々線線路が平行し、その脇には団地や商店街がある風景としました。なお、柵やガードレール、歩道等の小物は1号レイアウト製作時に大量に余ったものを一部改造して流用しています。また、他のモジュールも該当しますが、道路は工作用紙をグレーに塗装してカットしてベースに貼っただけ、また車道の線はコピー用紙の裏に両面テープを貼ってから、カッターで細く切り出し、必要な長さに切って使用しているため、ジオラマの道路は、実は簡単にしかもタダ同然で製作できます。

なお、このモジュールは平面タイプの為、発泡スチロール等を利用したかさ上げはしていません。この為、製作期間は短めで5日となっています。

 

・田園風景(複々線カーブモジュール)(製作中)

現在、製作中のモジュールで、線路の敷設まで終了しています。

これが完成すると、カーブモジュールは最低必要な4基が揃うため(一応、現時点でも接続して列車運転は出来ます)、このモジュールをもって、当面カーブモジュールの製作は中断し、直線モジュールの製作へ移行する予定となります。

 

・複々線の駅(構想中、直線900mmモジュール)

今後は複々線を基本とすることから、駅を設置するならばどうしても900mmモジュールが必要となる為、試作する予定です。もっとも、幅300mmでは、複々線に島式2面4線の駅を設置すると、空きスペースはほとんど無いに等しくなりますので、着工してしまえば比較的早く完成しそうです。

 

・信号所モジュール2基(製作予定、450mmモジュール)

試作モジュールは複線、量産モジュールは複々線となったことから、複線から複々線へ変わるポイントを設置したモジュールが当面必要となり、製作予定です。当初、ローカル駅を製作する予定だったモジュール台座が余剰になってしまったので、これを転用して製作することとし、複々線の直線モジュールに改造できる仕様とする予定です。

田んぼのある田園風景にすれば、比較的短期で仕上がるかも知れません。

 

 

 

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